技術ロードマップ以外のロードマップ~「ロードマップ」説明できますか…?

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「使えるロードマップと使えないロードマップ」
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080214/147411/
ちと古い記事ですが、今のウチの部門には大事なんじゃないかなあ、と。
以下、ざっと概要をまとめたので、気になる方は本文をどうぞ。

-概要-
使い古された言葉「ロードマップ」、これは、
「ないよりはあった方がよいが、なくてもあまり困らない」
という性格のものであったのではと思う。

業界団体や公的団体が作成した、本格的なロードマップも、もちろんある。
国際半導体技術ロードマップ(ITRS)などはその代表例で、その業界にとっては必須のであると思われている。
これは、業界標準であるから、参考にしないわけにはいかないが、それ自体は企業にとって戦略的価値が乏しい。

経済産業省が作成する技術ロードマップも、業界標準であり、関連する産業界に前もってメッセージを発するツール、
すなわち、合意形成ツールとして利用して/されている。

その一方で、個別企業において効力を発揮するロードマップがある。それは、次の二つの特徴を備えている。
(1)市場のロードマップ/商品のロードマップ/技術のロードマップ
この3段階のロードマップに分けて考えられていること。
(2)市場のロードマップ→商品のロードマップ→技術のロードマップ
市場側からスタートし、最終的に技術へとブレイクダウンして考えられていること。

これは、個別企業の戦略そのものである。
特に(2)は、「商品開発偏重、技術開発軽視」の傾向を、この流れに沿ったロードマップの活用により、修正できるであろう。

「このような商品を○年後に商品化しようと考えているが、その商品の優位性を確保するためには×××技術が必要なので、
この技術開発をテーマとして取り上げなければならない」
といった、商品と技術が関連付けられた説明は、万人が納得できるものであり、基礎技術開発への理解が得やすい。

村田製作所は、ロードマップを効果的に使っている。
変化の激しい電子部品業界で、10年先のロードマップなどが見えるかという懸念を抱く方が多い。
しかし、彼らは言う。
「重要なのはロードマップの内容そのものではなく、10年先を見ようとする努力とその意識で開発に取組むことである」と。

その策定過程においては議論が重要であるが、だからこそ、特定の部門の人間で作成しても意味がない。
市場に対する理解力のある人、商品戦略および技術戦略について語れる立場の人など、様々な立場の人が議論して作るべきだろう。
関連する多くの部門の人が集まり、できればさらに社外のスタッフを加えたプロジェクトチームを組んで取組むことが、
一つの理想形といえるのではないか。

★「典型的なロードマップの事例などを紹介する」話。
~会議で「文句言うなら、ロードマップが何か教えろ。」と言われたことに答えて。

いろいろ見たのですが、ロードマップそのものを見て分かるためには、
やっぱりその前に、ある程度の知識が必要だな、と思ったので、以下
ロードマップを正しく理解するための「ロードマップ」です。
(ウソです。(笑) 「ロードマップ」の体にはなっていません。(^_^;)
言ってみたかっただけです。)

Bon voyage !

[当面の目標]
以前、ご紹介した
「技術経営戦略考 使えるロードマップと使えないロードマップ」↓ を読んで
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080214/147411/
・内容を理解できる
・文中で紹介されている有名なロードマップのいくつかは、なんとなく、目次の構成や書いてあることのイメージができる
・昨今の「新しいロードマップのあり方」について、自分で調べて考えることができる

ここにたどり着くためには、以下にこれから紹介する情報の他、前にお配りした本
「経営学のことが面白いほどわかる本」
のChapter2「経営戦略」の部分が、助けになるかと思います。

◆本を読む
一番いいのは、一度、ちゃんと本を読むことです。
一番近道な本はこちら↓
実践ロードマップ入門
出川通
https://www.amazon.co.jp/dp/486565030X

◆セミナーに行って教えてもらう。
「シナリオプランニングを活用した市場・事業・製品・技術ロードマップ策定の具体的な進め方」
2016年09月09日(金)10:30~16:30@大阪
https://www.rdsc.co.jp/seminar/160902

これ↓が、私たちのアプローチに近くてオススメですけど、12月だよ!遅いよ!
2016年12月22日(木) 10:30 ~ 17:30
http://bit.ly/2bkXCxE

「技術ロードマップ作成入門と実践的活用法」
2016年10月17日(月)10:30~16:30
https://www.rdsc.co.jp/seminar/161037

他にもいっぱいあるので、検索してみて下さい。

◆ネットで勉強
まず、Wikipedia↓に書いてあることの中から
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97
「ロードマップの種類と目的」
を理解して下さい。

もうひとつ、様々なタイプのロードマップの解説記事。
「技術ロードマップの役割と有効利用」 by 産総研
http://www.jsme.or.jp/110/110shukai3.pdf
・「技術ロードマップ」でも、目的によって書き方が変わること
・「技術ロードマップ」を描くのに必要な、技術以外のことが何か?

次に、私たちにとって、最も身近な「技術系のロードマップ」について、いくつかの解説を読みましょう。

「経済産業省の研究開発戦略と“技術戦略マップ”の活用」
http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/06062301.html
いい解説です。
ロードマップの歴史がわかります。
で、この解説で一番大事なのは、中盤の
「「技術戦略マップ」の目的」
です。
ここで紹介されている

経済産業省技術戦略マップや、
http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/kenkyu_kaihatu/str2010.html

NEDOの技術ロードマップの構成は、
http://www.nedo.go.jp/library/roadmap_2006_index.html

私たちの参考になると思います。

◆他オススメ資料
「技術戦略マップ」について~NEDO技術開発機構からの補足説明
「補足」と言ってますが、ロードマップ理解を助けるいい資料だと思います。
http://www.nedo.go.jp/content/100109749.pdf

「ロードマップ策定とその活用 技術戦略マップの意義」
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90601a04j.pdf
「戦略」の中でのロードマップの位置づけや、シナリオ戦略とのつながりが分かる。
最後の方のページの、学会誌からの抜粋が読みやすい。

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