(20161213追記) マイケル・ポーター教授が語るIoT競争戦略、そこになぜ「ヒト」が必要なのか

こちら↓
http://www.sbbit.jp/article/cont1/32979?ref=161205bit

こういう記事、というか、チカラがある人が発した言葉は、
それが気に入るとか、気に入らないとか、弊社に合うとか合わないとか、
どうかすると正しい/正しくないに関わらず、世の中はこの言葉に従って動きます。

なので、好きかどうかとか、正しいかどうかではなく、
世の中全体で、こういうことを言いだす、
そう動き出す、と思っておいてください。

講演詳細がリリースされたら、またお知らせします。

★ リリースされました!(20170117追記)

前編~スマートコネクテッドプロダクトは今後どう進化するのか:ポーター教授のIoT競争戦略
http://www.sbbit.jp/article/cont1/33049

後編~ポーター教授が企業に迫る、IoT時代の「10の戦略的選択」と「組織変革」
http://www.sbbit.jp/article/cont1/33105

ショートバージョン
IoT時代のモノの新しい見方 ~現実世界とデジタル世界の収束~
https://iotnews.jp/archives/42184

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2016年6月の講演はこちら↓

マイケル・ポーター教授が「IoTは過去のものになりつつある」と語る理由
http://www.sbbit.jp/article/cont1/32325
(以下、要約追記)

1.価値となるのは「モノを通じてあらゆるデータが収集できる」こと

インターネットはコモディティ化しており、珍しいものではなくなった。
価値となるのは「すべてのモノがインターネットに接続できる」ことではなく、「モノを通じて、あらゆるデータが収集できる」ことである。

データの流れの変化は、製造業のサービスも含めたバリューチェーンを大きく変えた。
そしてその影響は、企業内の組織形成と各部門の職務領域にもおよぼしている。

新しいデータの流れを、「スマート・コネクテッド・プロダクト」と呼ぶ。
プロダクトから収集されたデータを、あらゆる部門で活用し、部門ごとの「マーケティング」活動が始まっている。
企業は、新しい組織形態を模索している。新たに登場した部門の代表例が、『顧客成功管理・顧客体験向上部門』と『データ管理部門』である。

2.顧客の成功が自社のビジネスを左右する
顧客成功管理・顧客体験向上部門は、製品を販売した後の顧客との関係性において中心的な役割を担い、
スマート・コネクテッド・プロダクトから収集されるデータを分析し、顧客が製品の提供する価値を最大限に活用できるよう管理する部門である。

スマート・コネクテッド・プロダクトがもたらした「製品の付加価値をサービスとして提供する」という新しいビジネスモデルでは、
顧客に製品を使い続けてもらうことが、自社ビジネスの成功となる。

一方、データ管理部門は、全社のデータを一括で管理し、各部門が必要としているデータを適材適所に配して分析を支援する独立した組織である。

企業は、スマート・コネクテッド・プロダクトから収集される膨大なデータだけでなく、生産ラインや販売の現場からのデータも管理しなければならない。
その際に留意すべきは、データを収集・管理する『データ・オーナー』はだれなのかを明確にすることだ。

「企業戦略においてデータが重要な役割を占める現在、単独部門がデータを扱うのは現実的ではない。
そのデータを活用し、どのように価値を引き出すのかを専門分野で担う必要がある。

3.IT部門の役割の変化、DevOpsは用いるべきか

(DevOpsについてはこちら→ http://www.buildinsider.net/enterprise/devops/01)

IT部門の役割も変化する。
IT部門は、今後、メンテナンス以外に、データ管理部門にも深く関与するようになる。
なぜなら、データを収集・分析する基盤を構築するのはIT部門であるからだ。

また、スマート・コネクテッド・プロダクトに備わっているソフトウェアの適正なアップデートなど、『製品の機能をサービスとして提供する』(=製品としての価値)
を継続的に提供するライフラインとしてIT部門が担う役割は大きい

このような状況下で、すでにソフトウェア開発では主流として用いられている手法DevOpsは、今後は製造の現場には派生する可能性がある。
DevOpsを用いた開発手法を製造にも用いることは、慎重に行う必要がある。

4.そのサービスは顧客に価値を与えるか
スマート・コネクテッド・プロダクトが個々の顧客にもたらす価値として、ひとつの例を挙げる。
給湯器を販売する米A.O.Smith(A.Oスミス)社の事例である。

同社はガス給湯器にセンサーを取り付けて利用状況を可視化し、故障前にメンテナンスするサービスを実施したところ、一般家庭の利用者には不況だったという。
その理由は、「メンテナンス予兆を知らせるサービスコストが、温水器の製品寿命に対して割高だったから」だ。
ベンダー側が(技術的に)提供できるサービスと、顧客側が必要とするサービスにギャップがあった」。

一般の家庭では、価値と価格が釣り合わなかったが、ホテルであれば、(同機能の評価は)まったく異なる。
温水器の故障が引き起こすビジネスロスは計り知れしれないからだ。
スマート・コネクテッド・プロダクトはさまざまなサービスの提供を可能にしたが、それらが顧客にとって価値のあるものであるとは限らない。

また、今後、「自分の職務領域しか眼中にないような人:」は、企業の中で価値が減っていく。
自社のビジネスだけでなく、社会に貢献するような製品・サービスのアイデアを生み出し、それを具現化できるビジョンを持った、未来志向の人材が重宝される。

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